22歳の童貞君がセックスするまでを描いた唯一無二の童貞喪失ドキュメンタリー作品。演出や仕込みが当たり前のAVの中で、ここまでリアルにこだわった作品は珍しい。AVのカテゴリーからは外れるんじゃないかと思うほどのドキュメンタリー作品でした。>>感想
(FANZA 童貞哀歌 Virgin Elegy ~童貞喪失ドキュメント~)
シーン1
WAAPのウェブサイトで募集した22歳の童貞君。大学4年生。本当に普通のモテない一般人という雰囲気。学生のうちに童貞を捨てたいという気持ちが強いらしい。でも風俗は嫌みたい。ガチのドキュメンタリー形式なので20分まで監督との会話。
ナンパ1日目。就職説明会の後なのでスーツ姿。騒がしい人込みの中、リアルな緊張感が感じられる。
監督「もう俺は ありのままで撮影するんで」
声かけはCS放送の童貞に関するアンケートという事で行う。
なかなか1人目にアタックできない時間がとてもリアル。童貞君と監督の会話も現場の緊張感が感じられる。逆に謎の外国人に声をかけられる。
意を決して1人目に声をかけるが「時間ないんで」と言われて5秒で退散。でも、
監督「やったじゃないか***君」
童貞「進みましたね」
1人目の声をかけた勇気を評価。監督自身も童貞という事で、童貞目線で状況を見ている。
いきなりナンパが成功するなんて夢は見ずに、まず5人に声をかける事を目標とする。
童貞君の一挙手一投足、現場の空気感、見ている方も緊張する。
「お時間ありますか?」と声をかけても「ないです」の一言で退散。
初日はとりあえず「声をかけた」だけで終了。
童貞「やっぱ人って怖いですね」
怖かったという感想。監督もその気持ちには同意するが、自分たちがやろうとしている事には相当の覚悟が必要だとも語る。
居酒屋で反省会。
2日目は私服。キョロキョロ見ているだけで動けない。監督が近づいて話を聞く、
童貞「難しいな 動けない」
童貞でなくても、いきなりナンパして動ける人のほうが少ないですよ。
監督「この間より退化しちゃってますか(笑)」
童貞「自分の不甲斐なさを知っちゃったせいか(笑)」
監督「パンチドランカーってやつか」
童貞「そうですね ビビっちゃって」
完全にビビって声をかけられないので、
監督「運命共同体なんで」
ここで監督がナンパに挑戦。監督も見事な童貞の雰囲気を持つ。
童貞君より酷いレベルの監督だったけど、
童貞「そうですね そろそろ俺もやらないと」
監督が酷いナンパを体を張って見せてくれたおかげで、むしろ童貞君にヤル気が戻ったみたい。
童貞君が何人かに声をかけて、ようやく少し話をしてくれる2人組に当たる。声をかけても全然相手にされないという事をぶっちゃけてアドバイスも貰う童貞コンビ。
女性「頑張って 童貞さん」
最後は風俗まで進められてお別れ。でもそこそこの時間お話ができたので大きな前進。
ちょっと話ができただけだが、大成功のように武勇伝を語る。2人組の方が止まってくれやすいのかもという分析も。
少し積極的になって何人かに声をかけるが、これ以上の進展はなし。でも積極性が出たのは大きな進歩。
3日目。
ナンパを行って積極的に声はかけるが捕まらず。そこで監督が相席居酒屋へ行ってみようと提案。
お店で撮影するという事は仕込みかと思ったら本格的な盗撮。
女子大生2人組と相席になり、他愛のない会話をしながらお食事。
自分たちはモテなくて彼女が出来た事もなくて、童貞だという悩みを相談する。女子からしてもちょっと面白い相談みたいで、話が盛り上がってくる。でも盛り上がり過ぎて上から目線で説教に近くなってくる2人組が童貞君はキツかったみたい。
童貞「なんか死体蹴りみたいな 世界チャンピオン対vs素人みたいな」
でもボロボロに言われまくって悔しさが次への原動力になったようだ。
オタクの聖地で4日目の挑戦。
チラシを配っているメイドさんにアドバイスを貰う。
4日目の目的は出会い喫茶。
演技では出せない本物の緊張感がある表情を見せる。
童貞「頑張りましょう」
と気持ちを高めるが、不安は隠せない。
出会い喫茶で自称27歳の女性とお話。男からじゃなくて女性が来るシステム。「自称」とテロップがあるので、見た目はオバサンっぽいようだ。ここでも素直に童貞をカミングアウトして、ナンパを頑張っている事を相談。
交渉しているのは監督。でもそう簡単にはいかない。
結局、2万円ほど使ったのに収穫なし。
ナンパ5日目。
ナンパが得意な男優に話を聞く予定だったが突然のキャンセル。男からも見放される不運コンビ。
昨日とは別の出会い喫茶へ。
まずは大学生と10分間トーク。今回も素直に童貞をカミングアウトして外出交渉。当然ながら不審がられて断られる。その後も数人とトークするが上手くいかなかったようだ。
あと3人くらいが限界かというところで脈あり。
25歳のマユさんと居酒屋へ。
でも出会い喫茶でのトークが無くてテロップだけだったので疑わしいところもあるが。
ここまでの失敗談を話す2人。ノリの良い女性でトークは楽し気。
優しい女性で嬉しい言葉もかけてくれるので泣いちゃった童貞君。
バックレようと思っていた本音を涙ながらに語る。
店を出てラブホテルへと向かうタクシー内も撮影。すごい臨場感。
動画時間で1時間55分かけてようやくラブホテル。
2時間近くもナンパドキュメンタリーを撮っていたというのがスゴイ。
童貞喪失直前の最後の晩餐。童貞君も普通に話せるようになった。
ラブホテルに来て12分トークしてから手を握る。
童貞「甘えていいですか?」
マユ「どうぞ」
優しく受け入れてくれます。
初めてのハグ。
童貞「すごい いい香り」
マユ「アハハハッ」
カメラが追いつかないくらいの、がっつき気味のキス。
リアル童貞の初めてキスという感じで、衝撃的ですらある。本物だけにしかないリアルさがあり、見ている人も自分のファーストキスを思い出すのではないか。DMM.R18のレビューで「KISSが始まっただけでドキドキ感は最高潮、瞬間勃起&即効で暴発気味に抜いてしまいましたw」と書いてありましたが、これはウソじゃないと思える。AVでキスシーンは何百回と見ましたが、トップクラスの衝撃。
溜めこんでいた童貞力が爆発した感じ。キスで女の味を知って、もう女の虜になってきている。
キスを覚えた童貞君。3回目のキス。猿みたいになってきています。
女性のベルトを外す手も焦り気味。早く脱がせたくて仕方ないみたいで、余裕がまったくない。
パンストを脱ぐマユさん。
童貞「僕も脱いだほうがいいんですかね?」
マユ「アタシが脱がせてあげるよ」
服を脱ぐ時は、さすがに恥ずかしいようで、
マユ「恥ずかしいな やっぱ(笑) いざ」
ブラのホックは、
マユ「外せるかな?」
しばらく頑張るが、
童貞「できない(笑)」
マユ「アハハハハッ ですよね」
おっぱいが出てきた途端にむしゃぶりつく。「待て」のできない犬みたい。
思い出したように急にキス。本当に欲望のまま動いているみたいで、予測不能な壊れかけの童貞。
パンツを脱がす、
童貞「初めて見る」
マユ「そっか初めてか! 大丈夫なのこれ?(笑) 初めて……大丈夫なの?(笑)」
マンコは刺激がキツイか。
がっつき気味の童貞君。まったく余裕がない。
童貞「ここであってます? 挿れるの?」
マユ「大丈夫」
マユ「あっ…… あっ……」
ちゃんと声を出して感じてあげるマユさん。
クンニでも気持ち良さそうに感じる。
童貞「ほんと夢にまで見た」
そしてまたキス。
やりたい事を自由にやっている。
童貞「腋も舐めていいですか?」
マユ「えっ!? 恥ずかしいそこは(笑)」
ブレーキの壊れた童貞君。普通の童貞じゃなくてAVに応募する童貞なので、本来の変態度は高い。
しばらくはキスしたり乳吸ったり手マンしたり。セオリー通りじゃなくて台本も無い感じが良いです。
マユ「下脱ぐ?」
童貞「え?」
マユ「下脱ぐ?」
童貞「え?」
混乱気味の童貞君。ようやく自分も下を脱ぐ必要があると理解する。
マユさんの責め。乳首舐めから。
責められつつもマユさんの耳を舐めたがる童貞君。
初めてのフェラ。
落ち着かない感じでマユさんの頭を撫で続ける童貞君。
シックスナインにも挑戦。
コンドームを着ける前にフェラ。
童貞「なんか 緊張しちゃって」
ギンギンだったのに、いざコンドームを着けようとすると萎え気味になる。
童貞「ごめんね」
マユ「大丈夫 あるあるだからね(笑)」
さすが経験豊富なお姉さん。こんな事では動じない。
童貞「緊張しちゃって…… すごい気持ちいいのに」
マユ「休憩する?」
しばらく休憩。
しばらく休憩してから一緒にお風呂。
こういう状況だとすぐに勃起する。
勃起したところでフェラ。
入浴。
そして再チャレンジへ。
マユ「気持ちいい?」
童貞「気持ちいいです」
コンドームを着ける。
監督「デカいよ」
マユ「これ入るんじゃない?」
そしてすんなりと挿入。
童貞「これでいいのかな?」
マユ「大丈夫 気持ちいい」
不安定さはあるけど、なかなか上手に腰を動かす。
必死でガン突き。微妙なリズムの悪さが童貞っぽい。
挿入では射精できず。
監督「手でしよっか」
これも「あるある」ですね。
童貞「気持ちいいのにー 気持ちいいのにー……」
なかなかイケない。
そして射精はできず。
童貞「また中途半端になっちゃいました……」
一緒にシャワー。
事後のトークも。
感想
唯一無二のAV作品。自分がAV制作者だったら、たまらなく悔しいと思う。こんなAVが作れた事がすごい。本物の童貞が初めて女性を知るという様を描いた真のドキュメンタリー。AVというより、童貞喪失ドキュメンタリーですね。
2時間以上もナンパや出会いドキュメンタリーに使うというこだわり。この2時間の奮闘があるからこそ、これが本物だと感じる事ができて重みが全然違う。その溜めがあってファーストキスが尋常ないくらいエロかった。その後の童貞君の興奮っぷりも伝わってきました。本物の童貞が、初めてキスをして初めて前戯をして初めて挿入する。その一挙手一投足が生々しくて良かった。
マユさんは仕込みかもしれないが、童貞君はガチ。
抜く抜かないはともかく、筆おろし物やドキュメンタリー系の作品が好きなら見ておいたほうが良いかと思います。こういった作品は滅多にない。「抜く抜かないはともかく」というのは、リアルにこだわっているので抜きどころなども演出されていないから。あるがままをビデオに撮った感じ。
収録時間:174分 (HD版:174分)
監督:HAM.theMC
メーカー:ワープエンタテインメント
レーベル:D1グランプリ
FANZA 童貞哀歌 Virgin Elegy ~童貞喪失ドキュメント~
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